懐かしい話を最後にひとつ
なにかしら昼飯を食べると言うか何にするか考えるのが
億劫になってきた今日この頃の私である、ワンパターン
だが、またもや「あげたて」の天丼であるサンキュー丼を
食べました(390円也)。
ふと横をを見るとヨレたスーツを着て私と同じサンキュー丼
を食べているクタビレた格好のサラリーマンらしき人が居た
その人を見てると昔テレビだやってた志村ケンのコントを思い
出したのである・・・
今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男がひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。
エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、
一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日
男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
「おやじ、今日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・。そうかい。」
会話はそれで途切れた。ほかに得に話題があるわけでもい。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の日であることを表してた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらがもう一尾乗せられた。
「お、おやじ、いいのかー?」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからもこの店に通おうと決めた。
「おやじ、お勘定!!」
「750円になります。」 ・・ (・Д・) ポカーン
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