2008年4月21日月曜日

サイクル


水換えの頻度は飼育者の生活サイクルにより様々であるかと存知ます

実はそれで良いのです、もっとも明らかにタンクの水質が悪いのを放置するのは良くない事なんですが‥シュリンプに限らず例えばワレワレ人類でも生活する場所(環境)に対し“順応性”が有るわけなんですね、通常ですと濾過のシステムは先日、解説したとおりでして、餌の食べ残しやフン→有害な物質→微生物(有機栄養バクテリア)による分解→アンモニア→硝化細菌→硝酸(無機質窒素化合物)→植物→肥料として吸収と、まぁこの様なサイクルによって水質が安定しているわけなんですが(もちろん生物濾過以外にフィルターの濾材および底床等による濾過も必要です) さて、話しを本題に戻しましょう。生物に“順応性”が有るという事を良く考えてみると何もシュリンプの育成方法はコレとした決まり事はないのですよ、すなわち皆様のライフスタイルにシュリンプのサイクルを合わせれば良いわけなのです、この際に注意する点として“規則を崩さない”という事なんです、例えば水換えをランダムに行ったり濾過のメンテナンスを不定期に行うのが一番良くないのですよ、簡単に説明すると皆様のライフスタイルで行える最小限のことは定期的に行うという事なんですね。
もっとも逆浸透膜装置(R/O)に付いては私の経験上お勧めできません、一度R/O水で育成すると言わば隔離病棟で飼育するのと同じでありシュリンプはもとより他の熱帯魚に付いてもイザ他所の環境設備に移動するときに問題が起こりやすいのです

画像の個体は先週購入したクラシックな感じがするRBSでございます。

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